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保険会社から示談金の提示があったら

ちょっと待って下さい。

通常、自動車事故において、損害保険会社は、低く示談金を提示するものです。
保険会社からの提示には、以下の点にご注意下さい。

 

入院雑費

入院雑費につき、保険会社は、通常、保険会社基準として1,100円くらいで計上します。

（保険会社は、裁判で認められる入院雑費よりも低い示談金提示をしてきます。）

 

休業損害

休業損害につき、保険会社は、「主婦・無職なので休業損害は出せない。」、「実際の収入減がないので払えない。」、「あなたの収入やもっと低いはずだ。」等、支払わない理由を付けてきます。

 

傷害慰謝料

傷害慰謝料につき、保険会社は、自賠責基準で計算してきます。

（自賠責保険は、交通事故の被害者が最低限保障されるべきものとして規定されているものであり、基準としてはかなり低額に定められております。これに対し、裁判基準は、裁判においてしっかり弁護士が戦えば勝ち取れる可能性が充分あるものです。）

 

後遺障害慰謝料

後遺障害慰謝料につき、保険会社は、保険会社基準で計算してきます。

(裁判では、通常、保険会社の提示額よりも高い後遺障害傷害慰謝料が認められます。２倍３倍どころか、１０倍になることすらあります。）

 

過失相殺

過失相殺につき、保険会社は、自己に有利な判断をし、被害者に過失を押しつけてくる傾向があります。

(過失相殺は、保険会社の言い分を素直に受け入れず、公平の観点から反論すべきです。)

 

治療打ち切り

治療打ち切りにつき、保険会社は、治療とは無関係に３ヶ月や半年など独自の期限で打ち切ります。

(保険会社は治療を独自の判断で打ち切りを通告してきますが、完治もしくは症状固定していない以上、従う必要はございません。)

 

ウカイ＆パートナーズ法律事務所では、大手損害保険会社の顧問弁護士として代理人を長年務めてきた弁護士がチームリーダーとなり、交通事故案件を担当致します。

保険会社の手の内を理解した上で、裁判で認められる適正な金額を勝ち取るために、最善の努力を致します！